8告別式
義母の体調は最悪の状態だった。立っているのもやっとの状態。火葬場まで行けないかも知れないと言う。本人には休んでおくように言い、義妹には身体を気遣い寄り添うようにお願いした。諸事は故人の長女である家内と私自身が代われるように準備を進めた。しかし、今後の悔いを残さない為にも、火葬場には何とかして励ましてお別れをしに行ってもらった方がいいよ、と耳打ちはしておいた。こうして告別式が始まった。