思い残す事

思い残す事といっても、自分がこうあればよかったこうすればよかったと思う事を挙げるつもりは全く無い。勿論過去をふりかえると沢山あったがその時点で納得をしこれでよかったと思うように生きてきたつもりだ。それは過ぎ去った事柄への悔やみでは無く、自…

二度と戻れぬとわかっていても別れをゆっくりと過ごす時間はないだろう。たとえ長く病床にあったとしても、特にそのような場合だからこそいなくなった後のことを想定しての話はしないだろう。きっとその時は突然やってくる、どれだけ覚悟をしていても悲しく…

もしも病床に伏し苦しむような事があれば、吾輩は多分わがままを言うだろう。吾輩自信がわがままを言っていると判断できる状況に見えれば、許しておくれ。きっと吾輩は後で悔やんでいるだろうから。でも、訳のわからない無理難題を言い出したら放って置いた…

いなくなった後、それは自分自身にとっては「無」であると考えてやまない。そして残された者には一体何であるかが吾輩にとって一番大事な思い残す事なのだと思う。 吾輩は直角死*1を望んでいるのだと考えている、それは自分自身だけが苦痛から逃れる為にそう…

次に、いなくなった後の事を考える前に、どういう経緯でいなくなるのかを考えないといけないだろう。 つまり突然いなくなるのか、何かを残す時間を与えられるのか、また時間を与えられても残せるのか、考えたことを行動する力は残っているのか、考える力自体…

先ず、いなくなるという意味を書いておかなければなるまい。家出という意味ではない、事故または病でこの世からいなくなる、つまり吾輩が死亡すると仮定して「いなくなった時、この世に残されたものに何を願うのだろうか」遺書等という形式ばったものではな…