2004-01-01から1年間の記事一覧

もしも病床に伏し苦しむような事があれば、吾輩は多分わがままを言うだろう。吾輩自信がわがままを言っていると判断できる状況に見えれば、許しておくれ。きっと吾輩は後で悔やんでいるだろうから。でも、訳のわからない無理難題を言い出したら放って置いた…

いなくなった後、それは自分自身にとっては「無」であると考えてやまない。そして残された者には一体何であるかが吾輩にとって一番大事な思い残す事なのだと思う。 吾輩は直角死*1を望んでいるのだと考えている、それは自分自身だけが苦痛から逃れる為にそう…

次に、いなくなった後の事を考える前に、どういう経緯でいなくなるのかを考えないといけないだろう。 つまり突然いなくなるのか、何かを残す時間を与えられるのか、また時間を与えられても残せるのか、考えたことを行動する力は残っているのか、考える力自体…

先ず、いなくなるという意味を書いておかなければなるまい。家出という意味ではない、事故または病でこの世からいなくなる、つまり吾輩が死亡すると仮定して「いなくなった時、この世に残されたものに何を願うのだろうか」遺書等という形式ばったものではな…

今何が大事かをよく考えての行動ならそれでいいんじゃないかい

note

人を紹介するのは難しいと思う。自分に合ったいい人だと思っても、照会された人には合うかどうかは判らない。逆に迷惑かもしれない。紹介されたもの同士がうまくいって当たり前なのであろうが、もしその関係がこじれても責任を持てるだけの覚悟で紹介しよう…

日記

<よっぱの飲み処必須条件> 携帯電波受信が良好 メニューの豊富さ お店が忙し過ぎない(お店の方がお相手してくれる) 掘りごたつが有る なんてのを条件に挙げている今日この頃 最後の「掘りごたつ」が第1条件になりつつあるおきあがりこぼし体型なのです

日記

仕事が終わり、夕食時、嫁さんの顔を見ては「しんどい」を連発。 周りに誰も居ない一人ぼっちの時は「しんどい」とは言わない。聞いてくれる相手が居るから出る「しんどい」これは甘えそのものだと自分では気づいているものの、「しんどい」は出てしまう。『…

日記

休日になると早く目が覚め昼寝もせずにあれやこれやと動き回る、疲れを取るための休日のはずが逆にとんでもなく疲れてしまう。 誰の役に立ってるわけでもなく、ただただ自分のためだけに動きまわる休日、もう私に残された時は少ないというのに。

ホントに自分は悪くはなかったのかと振り返る事も大事だよ

日記

散髪に行ったんだよ。何もしないじっとしたままされるがままの2時間ほど。この時間を何かに利用できないものかと考えていると散髪が終わっていました。寝てたみたいだわ、と言うことは、有効利用したと考えるべきでしょうかね。

別に普通でいいやん、あんまり飾りすぎると疲れるやん。

14葬儀を終えて 家族で落ち着いて話し始める。義父は亡くなる日の夜中にお腹が痛いと言って苦しみながらトイレに行き、そのままトイレで意識が無くなっていたと言う。全員の顔が一点を見つめる、そうだ火葬場でのベテラン係り員の話だ、お骨のお腹の辺りを…

お葬式

13葬儀を終えて これから実家には義母が一人で住む事になる。その実家に葬儀を終えた故人の親近者が集まった。皆くたくたであるがその中で一人元気なものが居る。お茶を用意しお菓子を出しお花を整理し花瓶を探す人。そう、この時になって義母が一番元気だ…

たまには疑う事も大事だよ

12初七日 火葬場からお骨を下げて告別式を行った会場まで戻る。そこで7日後に行われるべき初七日の法要を一緒に済ませてしまう。ここまで葬儀屋さんの係りの言うがままに刻一刻と分刻みのスケジュールを何も考えずに過ごしてきたが、この時点では人数も減…

11骨上げ 火葬場で骨だけになった義父を見つめる。火葬場の係りの方の説明が始まる。 「この方は、眠るようになくなってますね。苦しみは一瞬だったでしょうね」 その一言で遺族はどれだけすくわれる事か、ありがたかった。 「此処が悪かったんだな。」・…

11告別式 火葬場に着き、棺を所定の場所に安置し順にお焼香をする。焼却炉の入り口の蓋が閉じられるまで数分。あっという間に過ぎ去る時間。一旦葬儀会館まで帰りお骨上げまでの時間で精進落としの儀式。ここまでお見送りいただいた親族友人の方々をねぎら…

10告別式 最後のお別れに棺を開き生花を供える。顔の部分は見えるようにあけて次々と皆で生花を棺に入れていく。すすり泣く声が聞こえる。振りほどくように係りの方が棺に蓋をする。いよいよ出棺の時。男たちの手で棺を持ち抱え霊柩車まで運んだ。私は頭の…

9告別式 背もたれのある椅子を用意していただき、気丈にも義母は告別式に参列した。難関であった喪主の焼香もきちんとこなした。しかし喪主は焼香が済むと立礼に向かうように係りが誘導するのだが、あまりにも疲れていたため席に戻ってしまった。続いて長女…

8告別式 義母の体調は最悪の状態だった。立っているのもやっとの状態。火葬場まで行けないかも知れないと言う。本人には休んでおくように言い、義妹には身体を気遣い寄り添うようにお願いした。諸事は故人の長女である家内と私自身が代われるように準備を進…

何処でもしゃがみこむのはやめようよ

7お通夜 喪主の義母がお焼香の仕方をしきりに気にする。自分が最初に行う為だろう。礼をする位置、回数、方向。香を頭に掲げるのかなど。通夜式の始まる10分ほど前に葬儀屋さんから簡単な説明があり、全て教えてくれた。何も心配する事など無かった。 あま…

6お通夜 葬儀会館に場所を移し、お通夜は午後7時からなのだが、遺族は午前中から集まってくる。 親戚関係の中には、こういう時に必ずといっていいほど重宝する方がいる。我々はその人の事を「生きる系図様」と呼ぶことにした。本来は焼香の順を決めるのだ…

5お通夜前夜〜お通夜 今は亡き義父の顔を改めて拝む。口が開いている。まるでいびきをかいているかのようだ。亡くなる時に口にチューブ(気管内挿管)が入っていたためだと言う。夜が明けてお通夜の日、お通夜の会場に御遺体を移しお顔を拝見すると、口が閉…

4お通夜前夜 喪主を義母に決め、お通夜、告別式の時間と場所も決まった。 故人所縁の方へお知らせしなくっちゃ。親戚関係への電話連絡の開始する。 夫々に亡くなった経緯を説明し話し込む。時間が流れる。 今から思えば、どなたかにお願いして連絡網のよう…

3お通夜前夜 どなたに連絡をしましょうか。 あの方この方、思いつくまま想い出話。時間ばかりが過ぎていく。 名前が出るが、連絡先がわからない。 年賀状で名前を探す、年賀状をめくる、めくる、目くるめく想い出があふれる。 家族それぞれ、めくりながら読…

<2>お通夜前夜 さて先ず何をしたらいいかがわからない。 葬儀屋さんに言われるまま、遺影に使用する写真を探す。 アルバムを見ながら想い出にふける、ふける、夜もふける。 よみがえるのは、あの時この時、過去ばかり。 涙ばかりで決められない。 時間は…

1急逝 思いがけない突然の出来事、義父の急逝。心筋梗塞だった。 悲しみにくれる間もなく、病院で事務的に時が過ぎる。 病院から葬儀屋に連絡をして頂き、病院の裏口から亡き骸を家に連れて帰った。 家に着くと、遺体を布団に寝かせ、ドライアイスで処置を…

我に返れ・・・帰れる我は何処だろう。